2017/09/20

【名刺デザイン】作曲家・プロデューサー 丸谷マナブ 様


Sony Music Publishing所属、
丸谷マナブさん(作詞家・作曲家・編曲家・サウンドプロデューサー)。
名刺デザインを担当させていただきました。
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丸谷マナブ official web site

- 代表曲 -
・AKB48 「永遠プレッシャー」(29th Single) 「ハート・エレキ」(33rd Single) 「ラブラドール・レトリバー」(36th Single)
・KAT-TUN 「UNLOCK」(26th Single)
・Little Glee Monster「好きだ」(4th Single)
・三代目 J Soul Brothers 「HAPPY」(21th Single)

Twitter : https://twitter.com/manabu_marutani
Facebook : https://www.facebook.com/manabu.marutani
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(size:91*55mm / paper:コンセプト245kg / 箔押し加工(つや有り銀箔))

今回は、「音の波形」をイメージしたテキスタイル仕様。
音楽を世界に届ける素晴らしいお仕事を、私なりの表現で、紙へ描きました。
信頼し何もかも自由に作らせてくださった丸谷さん、感謝しています。

制作が決まった当初から、
ビジュアルテーマを音の波形にしようと決めていたわけですが、
お名前のイニシャル"mm"が、偶然にも波形の作成に抜群なシルエット。
オモテ面にて、「音波 + 氏名」のロゴマークに見立て、最初の模様が誕生しました。


シンプルさと高級感のバランスを、第一に。
テキスタイル部分を、銀で箔押し加工。
紙は高級紙の"コンセプト245"を使用、ほんのりパールの光沢が入ったもの。
二つのきらめきをポイントに、その他はスマートな印象となるよう仕上げました。

丸谷さんの作品のように、
質が記憶で生き続ける名刺となるよう、制作いたしました。


丸谷さんとは、気付けば出逢ってから長いもので、
シンガーとしてメインに活動されていた頃から、ずっと応援してきました。
私の人生初のCDジャケット制作も彼のもので、デザイナー活動における最初の一歩から、見てくださっている人。
こうして変わらずに、任せていただいたことが嬉しい。

ここからの未来、
活躍の中のちいさな光となって、支えられるツールでありますように。

2017/09/18

【アートワーク制作】「shikisai compilation vol.6」


「shikisai compilation vol.6」、
アートワークを制作させていただきました。
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「shikisai compilation vol.6」

Release : 2017.10.29 (Bandcampにて配信)
http://kusanone-label.net/shikisaicompilation6/

Artist :
Re:Lilly
SAyA+ryusuke sasaki
uyuni
さわひろ子
ユメノマ
uminism
marucoporoporo
enzym (France)
tete.
ハクスキノエ
yule
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10月29日に配信となります、
「shikisai compilation vol.6」(KUSANONE Label)。
アートワークを担当いたしました。


ビジュアルテーマは「水上のユートピア」。
心と心がリンクした時にだけ現れる、水に浮かぶユートピア。
地図上にないこの場所では、私達だけの歯車が回り、すべての光が味方する。
甘い太陽のふもとで、美しい音楽が鳴っている。―――

参加アーティスト皆さまの作品を聴かせていただき、
"繊細で特別な場所"を描きたいと感じました。
丁寧にゆっくり、時間と空間が構築される過程とその先を、カタチに残したいと描き進めました。
柔らかい楽園の一風景。


KUSANONE labelを主宰されている、
関西のアンビエント・エレクトロニカバンド「Re:Lilly」さんとは、
今年5月、大阪で出逢いました。
空間演出をしていたライブへ、メンバーの湯口さんが遊びに来てくださり、はじめましてのご挨拶。
贈っていただいたCDを聴いて、いつかご一緒したいと願っていたので、
今回はとっても嬉しいご縁。
任せていただき、心から感謝しています。

Re:Lillyさんの世界は、
粒子のひとつひとつまで輝く、きめ細やかな美しさがあるように思う。
風が体を通り抜けていく瞬間や、水が揺れる瞬間、雲間から太陽がのぞく瞬間。
自然の中にある美の要素が、何ひとつ欠けることなく、詰め込まれているように感じる。
実際に想像している陸に立ち、温度を感じながら絵を描いているような、
奥行きのある制作時間を過ごさせていただきました。


コンピレーションアルバムのコンセプトにある、
"地域・ジャンルを越えた、様々なアプローチをする色彩豊かな音楽を紹介する"という意図。
素敵なことだなあ、と思う。
いろいろな街から、さまざまな光が集まったアルバム。
たくさんの人々へ届きますように。