2012/12/29

2012


2012年は、出会いに溢れた日々でした。

ほんとうに、たくさん。たくさん。
名前を名乗り、握手を交わし、「お会いしたかったです」とハグをする。
なんて素敵なことなのだろう、と感じる毎日でした。

花を描きました。
青空を描きました。
風を描きました。
いとしい人の顔を、声を、心を描きました。


”ヤマダサヲリ” としての活動軸を、ピンと、立てることが出来た一年でした。
ラジオで喋ったり、東京・大阪で展示をしたり、服飾制作をしたり、
自分で描いた絵を投影しながら自分で書いた詩を朗読する、とても濃く貴重な機会を与えて頂いたり、
歩み寄ろうとして初めてわかること、踏み出さなければ見えないところ、すべてが確かな経験となりました。

「会場装飾」という、新しく挑戦したいことも増えました。
12月22日musica hall cafeにてのデビュー戦では、学びがいっぱい。
来年からはデザインと並行して、装飾へも積極的にチャレンジしていきます。

繋がった人、場所、気持ち。
それらを抱きしめていられる可能性も、手放してしまう可能性も、じぶんのなかにあります。
ぐるり、ちいさく光るものを見落とさないよう、大切に過ごしていこう。


あなたに出会えてしあわせでした。
よいお年を。

2012/12/25

LIVE「山下研(ポリプロピレン) presents 『あかり』」ありがとうございました

 
確かな「あかり」が灯った、やさしい時間でした。

会場装飾を担当させて頂いたLIVEイベント、
山下研(ポリプロピレン) presents 『あかり』が終了しました。
ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。
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( 2012.12.22 @musica hall cafe
出演: 
山下研(ポリプロピレン) / 斎藤洸(SNARE COVER) / Chima
会場装飾: ヤマダサヲリ
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会場装飾のテーマは、「色の冬」でした。
毛糸と紙を素材として、
イベントタイトルにある "あかり" のように色が灯る光景を、
つながる、ふる、たどる光景を、
クリスマスカラーも混ぜながらお届けしました。

にこにこしながら眺めてくださったり、
たくさん写真を撮ってくださったり、
ご丁寧な感想を伝えてくださったりと、
提供する側のわたしですが、すっかり、お客様からたくさんの愛を頂きました。
いつの日か、ふと、「そういえば、あんな冬の夜があったなあ」と、思い出に花を添えられたのならしあわせです。
ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。


山下研さん(ポリプロピレン)、斎藤洸さん(SNARE COVER)、Chimaさん。
とっても素晴らしかった。
こころを「トントン」とノックするようにして、やさしく、着実に響き渡っていました。
本番がはじまって、演奏を聴いていると、グッときて、泣きそうになって。
「いや、でも受付しなきゃ!泣きながらいらっしゃいませはだめだ!」と、
トナカイのお尻について数秒間だけ熟考(しっぽはどんな形だったかな、とか)してみたり、涙をこらえたのでした。

研さん、素敵な機会をどうもありがとう。
だいすきなみんなと、ひとつの同じ夜を築き上げられたこと、心からうれしく思います。

初めての会場装飾。
学んだこと、考えたこと、活かします。
来年からはデザインと並行して、積極的に装飾へもチャレンジしていこうと決めました。
またどこかで、皆さんと空間を共有できることを願っています。


最後の一枚は、ポリプロピレン佐藤さんがパシャッと撮ってくれた、
緊張しながらキャッシャー中のわたしで締めてみます。
(※このときはトナカイのお尻について考えていません。集中しています。)

2012/12/17

【名刺デザイン】イベンター・キダマナミさんの名刺を制作させて頂きました


イベンター、
キダマナミさんの名刺を制作させて頂きました。
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- information -
キダマナミ企画LIVE「swimmy vol.1」
http://bit.ly/YWxwtk

(   2012.12.23(sun) @Sound Lab mole
OPEN 16:30 START 17:00
adv. 1,000円 / day. 1,500円(+1D500円)
And soppy / whisper's / Under Cover Market /
SPEWVENT JUNGLE / The Fictions / カラスは真っ白 /
篠塚 将行(それでも世界が続くなら)   )
―――――


札幌のイベンター、キダマナミさん。
紙媒体デザインを担当した企画LIVE「swimmy vol.1」(>>記事URL)に続き、
名刺を制作させて頂きました。

テーマは「真昼の月と海」。
オモテ面に、月のシンボルマークを、
ウラ面に、穏やかな海の様子を、
企画イベント"swimmy"キャラクターのお魚をこっそり。
太陽が照っている真昼のような色使いを目指して、デザインしたものです。


彼女は、わたしの大切な友人でもあります。
お互いが18歳・19歳頃に出会いました。
とびっきりにやさしい笑顔が印象的で、にこっと微笑めば、周りがパッと明るくなる、すてきな魅力をもった人です。
今回のテーマ「真昼の月と海」は、まさに彼女そのもので、知り合った日から今日まで変わることはなく、
"名刺をお願いしたい"と依頼してくれた瞬間、これでいこう!と決めました。

太陽が、ぽかぽかと照る、真昼の海辺。
穏やかな水面。あたたかい空気。
クリーム色の満月と、水色の泡と、ほんのりピンク色の夢と。
絵を描く感覚で制作していきました。

イベンター・キダマナミとしての一歩を、
心から楽しみに、そして、応援していけたらと願っています。

2012/12/13

【アートワーク制作】ArtLism.JP vol,4.5 free download remix compilation album



 
私も参加させて頂いているレーベル、
ArtLism.JP(音楽、写真、映像、その他各種アートを創造するクリエイターが参加し、総合的にモノや空間を創ることを目的とする団体)。
コンピレーションアルバムのアートワークを担当しました。

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ArtLism.JP vol,4.5 free download remix compilation album

[ Download ] (※Free Download)
http://your-unknown-music.com/artlism/
[ Release ]
2012.12.08(sat)12:00 → 2012.12.15(sat)

[ Artist ]
― Atelier Pink Noise "fact is repeated.(short)" ―
SHOMOMOSE
Inward as DJ Pizz
Haruhisa Tanaka
May Lilyq
end's not near
masataka kondo
 
― fraqsea "empty" ―
sphontik
Atelier Pink Noise
hideride
ayakooo
IsoLation
moshimoss
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レーベルロゴを制作させて頂きました、ArtLism.JP
コンピレーションリミックスアルバムがリリースされました。
期間限定のフリーダウンロードとなっております。

アートワークデザインは、シンプルに。
ロゴを小さく右上に、テキストと同エリア内へ配置し、マークとしての認識を持たせました。
白黒二色展開、色の反転など、
企画メンバーの皆さんから素敵なイメージを聞かせてもらいながら、
カタチに起こしたものです。


また、
今回のリリースに引き続き、
明日はレーベルLIVEが開催されます。
― 「Party of ArtLism.JP」 ―
2012.12.08(sun)
1000yen + 1drink 500yen
@代官山M(http://www.m-event-bar.com/)
出演者 等, 詳細はコチラ→ http://artlism-jp.tumblr.com/live


ダウンロードと併せまして、
皆様、ぜひ。

2012/12/11

【紙媒体デザイン】LIVE「swimmy vol.1」(2012.12.23 @Sound Lab mole)


LIVEイベント「swimmy vol.1」にて、
紙媒体デザインを担当させて頂きました。

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swimmy vol.1

[日時] 2012年12月23日(日) OPEN 16:30 START 17:00
[場所
] Sound Lab mole
http://www.mole-sapporo.jp/ (札幌市中央区南3条西2丁目ニコービルB1)
[チケット] adv. 1,000円 / day. 1,500円(+1D500円)
[出演] And soppy
whisper's
Under Cover Market
SPEWVENT JUNGLE
The Fictions
カラスは真っ白
篠塚 将行(それでも世界が続くなら)
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Sound Lab moleスタッフ、そして、わたしの大切な友人でもある、ダーキー。
(いや、ちゃんと書こう、)
イベンター・キダマナミによる企画ライブ「swimmy vol.1」。
ポスター、フライヤー等のデザイン全般を担当させて頂きました。

この夜をずっと、お客様ひとりひとりが、暮らしのなかへ置き続けられるよう、
コンピレーションCDが無料配布されます。
きっと素敵な記念になります。

おんがく、ひと、この街で「つくる」・「鳴らす」・「聴く」ということ、
大切に構想されたイベントです。
お近くの皆様、ぜひ、足を運んでみてくださいね。


企画者のまなみとは、専門学校時代の同級生でした。

クラスは別々だったけれど、入学して最初の頃、同じ授業を取っていて、
バンドのはなしをいっぱいしました。ほとんどノートも取らずに。
「本当に音楽が好きなんだな。(あと仮面ライダーも好きなんだな。)」と、いっつもにこにこしながら好きなモノについて喋る姿から、愛情を感じていました。
ああ。こうやって書いていたら、だんだん記憶が蘇ってきちゃった。
学生らしく、プリクラなんて撮っちゃったり。
カラオケに行ったとき、「もっと明るいうた歌ってよ!」ってちょっと怒られたり。

卒業して、しばらくして、再会して。
その場所は、お互いが過去に思い描いていた場所のひとつでした。

まなみは、「音楽に近いところで仕事をしたい」と言っていた通り、
ライブハウス・moleのスタッフとして。
わたしは、「デザインをやってみたい、それで音楽にも携わってみたい」とぼんやりながらも口にしていた通り、
札幌バンドのCDジャケットに関する打ち合わせで、同じくmoleへ。
ここでこうして会えたこと。とても感慨深いものがありました。

そして、イベンターとデザイナーとして、仕事を共にするということ。
素敵な未来が待っていました。

まだまだ駆け出しの身だけれど、だからこそ、一緒に成長していけたら。
だいすきな友人の新しい一歩を、微力ながら支えることが出来て、しあわせに思います。

2012/11/28

【イベント会場装飾】山下研(ポリプロピレン) presents 「あかり」


LIVEイベント "山下研(ポリプロピレン) presents 「あかり」" にて、
会場装飾を担当します。

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山下研(ポリプロピレン) presents

あかり

[日時] 2012年12月22日(土) OPEN 18:30 START 19:00
[場所]
 musica hall cafe
http://www.musica-hall-cafe.com/ (中央区南3条西6丁目長栄ビル3F)
[チケット] adv. 1,500円 / day. 2,000円(+1D500円) ※プレゼント付き
[出演] 山下研(ポリプロピレン) / 斎藤洸(SNARE COVER) / Chima
[会場装飾] ヤマダサヲリ
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▼ご予約は、[ saoriyamada1513@gmail.com ]まで。
お名前 / 枚数 / ご連絡先 を明記の上、お知らせ下さい。


以前、Album「harmonic」アートワークを制作させて頂きましたポリプロピレン。
Vo.山下研さんの初企画LIVE「あかり」にて、
会場装飾を担当します。

毛糸と紙を素材として、ライブ会場のmusica hall cafeを飾り付け。
つなぐ、ふる、ともる、たどる。いろいろなシーンを ぎゅっ と。
イベントタイトル「あかり」をメインテーマにしながら、クリスマスカラーを混ぜ、あたたかな空間をお届けします。
音楽が、色が、心が "灯る" 夜になることでしょう。

そして、今回のイベントフライヤーもデザイン担当しています。
街のどこかで見かけたら、おうちに連れて帰ってあげてくださいね。


サンタクロースは、きっとここに来るよ。
「なんだか今年は関節が痛むし、トナカイも揃わないから、家々を巡るのは厳しい。ムジカだけに寄ろうと思う」って言っていたよ。(※うそです)
世界中のこどもたち、おとなたちも、ねこも、いぬも、そこのあなたも。
みんなみんな集まりますように。

皆様、ぜひ!

2012/11/19

【名刺デザイン】キャンドル作家・MINKさんの名刺を制作させて頂きました

 
キャンドル作家、
MINK Candleさんの名刺を制作させて頂きました。
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MINK Candle
(Facebook)
http://www.facebook.com/mink.candle
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美容室「C'kitchenn」オープニングイベント(>>記事URL)にてご一緒させて頂きました、MINK Candleさん。
「灯りと夢」をテーマにデザインしました。

オモテ面は、
個々がキャンドルモチーフとなっているタイポグラフィ形式にて、"MINK"の文字を構成しています。
ウラ面は、
オモテ面・文字部分のキャンドル絵柄を発展させたつくりとなっています。


MINKさんのキャンドルは、まさに「夢のなか」のようです。
こどもの頃に見えていた色鮮やかな世界、希望、夢が、ふわり、手のひらに舞い戻ってくる感覚。
可愛らしく、ポップで、色と色の境界線にはクラシカル要素も感じられ、
並べられた光景は、まるで、ひとつのショー。
キャンディーみたいな甘い香りや味へと繋がっていくイメージ。

そういった魅力や、生きたぬくもりを、
こぼさずに名刺にても伝えられるよう、質感を意識しながら制作を進めました。

とってもやさしい光です。
これからもたくさんの人々のこころへ灯っていきますように。

2012/11/14

【アートワーク制作】丸谷マナブ「旅人」


丸谷マナブさんの楽曲ダウンロード販売ページ(FANIC)へ、
新たに「旅人」が追加されました。
前回に引き続き、ジャケットを描かせて頂いております。
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<試聴・購入はコチラから>
丸谷マナブ [ F A N I C ]
http://fanic.jp/manabu-marutani
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音楽配信・販売サービス「FANIC」にて、
ポチッとお手軽に購入することが出来ます。

配信第2弾、「旅人」。
完売となったAlbum「demo001」に収録されていた隠れた人気曲でございます。もう隠さない。(by. 丸谷氏)
皆さん、ぜひ、聴いてみて下さい。

風に乗って、気持ちを抱きしめて、めぐるようにしてきみへ辿り着く。
そんなイメージをジャケットに込めました。
誰の顔が思い浮かぶでしょうか。どんな街を思い出すでしょうか。きっとみんなそれぞれに。

2012/11/13

C'kitchennオープニングイベント「紡ぐ糸とひかり」ありがとうございました

 
いっぱいの愛と笑顔が光る、あたたかな夜でした。

ロゴをデザインさせて頂いた美容室C'kitchennオープニングイベント、
紡ぐ糸とひかりが終了しました。
ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。
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( 2012.11.11 @PROVO
●[1st ステージ]
出演: sanae maki(ヘアーカット),ヤマダサヲリ(絵),木箱(朗読/音楽)
●[2nd ステージ]
出演: 山内憲介(sleepy.ab) & ヤマダサヲリ
ポリプロピレン(山下と寺田)
木箱
中坪淳彦(TTB studio)
 )
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まず初めに、オーナーのsanaeさん。
改めまして、新しい一歩、心からおめでとうございます。
ありがとうがいっぱいあり過ぎて、どうやったらすべてを伝えられるかたくさん考えましたが、瞬間的なものでは足りません。
これからもずっと、そばに居させてください。そして、私自身も成長しながら、少しずつでもたくましく、支えていきたいです。


人生初めてのステージでした。
自分で書いた詩を、自分の声で、自分の絵を背景に。
朗読にポリプロピレン山下研さん、音楽にsleepy.ab山内憲介さん。
だいすきなお二人とご一緒させて頂きました。
ライブアクトデビューが、こんなに豪華メンバーとは、なんてしあわせ者だ。
「あれ、これマイクってどやって使うの」と完全に初歩的な質問をしてしまったり、本番前いろいろな方々に(とくに中坪さん!)「あ"ー 緊張します、 おえー」とすがってしまいましたが、たのしんで読むことが出来ました。
練習に快くつきあってくれて、本番でも温もりのある素敵な声で朗読を共にしてくれた研さん、どうもありがとう。
詩のイメージを大切にしながら、音と音の空間までもが見事に生きた音楽を即興演奏して下さったsleepy.ab山内さん、どうもありがとうございました。

ロゴ、詩の朗読時の絵、ヘアースタイル完成時の額縁の絵、
2ndステージ冒頭にて詩の執筆・朗読、ポリプロピレンLIVE時の絵。
たくさんの機会を与えて下さったsanaeさん、本当に感謝しています。
この経験と出逢いを大切にしていきます。

ずっと会いたかった方々に、これでもかというくらい会えた夜でした。
そわそわしたり、うれしくて泣いたり、笑ったり、うっとりしたり。
打ち上げで打ち上がり。
gla_glaだいすけさんにキラキライヤホンジャックを貰った(=奪った)り。


特別な一日でした。


(写真は、
映像担当・加藤さん、gla_glaだいすけさんにご提供頂きました。
1枚目: オープニングにてご挨拶をするsanaeさん
2枚目: 藤井さんによるメイクショー
3枚目: モデルのやまもとはるかさん
4枚目,5枚目: ヘアーカットショー
6枚目: メンバー紹介。左から私ヤマダサヲリ、朗読担当・なおさん、メイク担当・藤井さん、木箱・SAyAさん、木箱・西村さん、映像担当・加藤さん
7枚目: sleepy.ab山内さん × 朗読ヤマダサヲリ・ポリプロピレン研さん
8枚目: 木箱LIVE
9枚目: ポリプロピレンLIVE
10枚目: 中坪敦彦(TTB studio)さんDJ
11枚目: MINKさんキャンドル
12枚目,13枚目: セッティング中
14枚目: キーマカレーを豪快に食べる、木箱・西村さんの頼もしい背中)

2012/11/07

【イベント出演】C'kitchennオープニングイベント「紡ぐ糸とひかり」


美容室C'kitchenn」オープニングイベントに出演させて頂きます。
ヤマダサヲリは、アートワークにての参加です。
会場内のスクリーンへ絵を投影します。
( また、"山内憲介(sleepy.ab) & ヤマダサヲリ" として、
私は執筆を担当した詩の朗読・絵の投影を、山内憲介(sleepy.ab)さんはその際の音楽を。LIVE ACTとしても出演致します。 )

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C'kitchenn<きっちん>オープニングイベント
紡ぐ糸とひかり

ヘアーカットショー、絵、音楽が紡ぐ夜。

[日時] 2012年11月11日(日) OPEN 18:30 START 19:00
[場所] 
PROVO
http://www.provo.jp/ (札幌市中央区南6条東1-2 KIビル3F)
[チケット] 2,500円(1drink付)
― 二部構成のイベントです ―
●[1st ステージ] 
ヘアーカットショーと絵と木箱のコラボレーション
[出演] sanae maki(ヘアーカット),ヤマダサヲリ(絵),木箱(朗読/音楽)
●[2nd ステージ] LIVE
[出演] 山内憲介(sleepy.ab) & ヤマダサヲリ
ポリプロピレン(山下と寺田)
木箱
中坪淳彦(TTB studio)

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▼ご予約は、[ saoriyamada1513@gmail.com ]まで。
お名前 / 枚数 / ご連絡先 を明記の上、お知らせ下さい。


以前、ロゴをデザインさせて頂いた美容室「C'kitchenn」さん。
店舗オープンを記念して、イベントが開催されます。
オーナーのsanae makiさんはとっても素敵な女性で、いつもきらきらしていて、私の憧れでもあり大切な人。
新しい一歩を心から祝福しています。

今回、私は「絵」をお届けします。
朗読される詩に合わせて描いた絵が、スクリーンへ投影されます。
このようなカタチでの発表は初めてなので、環境を活かしたパフォーマンスとなるよう、全力で取り組みます。

また、2ndステージでは、山内憲介(sleepy.ab)さんとご一緒させて頂きます。
制作を担当した詩・絵に合わせ、演奏して下さいます。
その際、私は朗読を行います。山下研(ポリプロピレン)さんと共に。

たくさんの愛情で満ち溢れた、あたたかいイベントとなっています。
皆様、ぜひ、お越し下さいませ。

2012/11/01

【アートワーク制作】丸谷マナブさんの楽曲ダウンロード販売開始

 
いつもアートワークを担当させて頂いている丸谷マナブさんの楽曲が、
ダウンロード販売開始となりました。
私ヤマダサヲリは、ページデザイン・アートワーク制作を担っております。
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丸谷マナブ [ F A N I C ]
http://fanic.jp/manabu-marutani
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音楽配信・販売サービス「FANIC」にて、
ポチッとお手軽に購入することが出来ます。
遠方にお住いの方で、「ライブ会場限定発売のCDは、買いたくてもなかなか機会がないなあ。ちぇ!」と、もどかしくて眠れない夜もあったかと思います。
これでもう安心です。ぐっすりですね。
CDを手にするその日まで、どうかお耳の恋人に。

これから配信楽曲が増えていきますので、楽しみにしていて下さい。
ジャケットも、一曲に一枚ずつ、じっくりこっそり描いています。

配信第1弾は、「I'm your singer」。
sunbrain活動休止後、ソロ活動として初公開された作品です。
当時、sunbrainを一ファンとして聴き続けていた私も、最初に聴いた丸谷マナブさん個人の音楽。
90秒間の試聴で、心の底から、新しい活動を楽しみに思えました。
フルサイズ公開は今回が初めてとの事。皆さん、ぜひ、聴いてみて下さい。

ひんやりとした夜、歌がてくてく歩み寄り、あたたかい光を灯してくれる。
そんなイメージをジャケットに込めました。
たくさんの人々へ、いろいろな街へ、届きますように。

>>LINK (丸谷マナブさんBlog「楽曲のダウンロード販売はじめました。」)

2012/10/21

【ロゴ制作】imaさんのロゴを制作させて頂きました


電子音楽家(ギタリスト/プログラマー)、
imaさんのロゴを制作させて頂きました。
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ima (official web site)
http://www.imanone.net/
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今年4月、迷われレコードからリリースされたAlbum「pastel toneにてアートワークを担当させて頂きました、imaさん。
今回はロゴをご依頼下さいました。

モチーフは、"水彩絵具の瞬間"。
ご本人による「淡い色が無造作に散りばめられたようで、どこか規則的・数学的なimaを」という素敵なイメージを大切にしながら、デザインしました。

imaさんの音楽は、シーンとシーンが繋がっていく過程が見え、ひとつのドラマが構成されるような魅力があります。
自由と緻密の絶妙なバランスが心地良く、構築されたステージ上、一音一音が動いている光景を感じます。
色と色、点と点、線と線、可能性が生まれゆく瞬間をロゴにも出せたら。
そういった目標のもと、制作を進めました。

本日から公開となりました、ウェブサイト内、ドーン!とご使用頂いています。
皆様ぜひ、チェックしてみて下さいませ。

2012/10/20

そらに、てがみを


10月20日。
南ヤスヒロさんが亡くなってから、一年が経ちました。


手紙を書きました。
上手く言葉に変えられませんが、なんだかきっと、届くような気がしました。

大切なペンを箱から出して、お気に入りの便箋に、伝えたい気持ちを。
少しばかり長くなってしまって、飾りなく綴った文を読み返しては恥ずかしくなってしまったけれど、「これがありのままの私だ、えい」と封を閉じ、
CDの横へ、そっと置きました。


すべてを繋げてくれた、sunbrainの音楽。
この道へと歩く為の力も、そう。
今ではアートワークでご一緒している丸谷マナブさんの歌を初めて知った瞬間も、そう。
南さんの音が存在が、今日の私を、導いてくれました。

丸谷さんと作った、sunbrainダイジェストムービー「sunbrain - in memory of...」。
これからも、ずっと、どこまでも。



Music: sunbrain (http://www.sunbrain.jp/) , 南ヤスヒロ , 丸谷マナブ (http://marumana.com/)
Movie / Illustration: ヤマダサヲリ

2012/10/15

飴玉が溶けていくのを、

 
色の抜けた紫陽花が、ごろん と、歩道に落ちていた。


空気はツンと張りつめて、秋です。
あれれ、いつのまに。残暑がどうのこうのって。夏の雲は。あれれ。
「なんだか季節に置いてけぼりだ」と思いながら、ニット帽をひっぱり出した日。
花に心をトントンと叩かれたのだ。

雨は今にも降り出しそうで、服も靴も上手に決められなくて、不器用な午後。
駅まで小走りで向かう途中、道の真ん中、紫陽花が一房。
ごろん。
すっかり白く褪せているが、大きくてたくましい。
とても美しくて、ちょっぴり悲しげで、祭りのあとに似ている。
呼び止められるようにして、思わず、立ち止まる。
その光景に、すべてがあるような気がしたから。

しゃがみ込んで、指でふれた瞬間、「ああ、そっかぁ」と思った。
逃げていたんだ。ピエロみたいに。平気なふりをしていたんだ。
私が私に嘘をついて、どうするんだろう。
きれいな花になりたかった想いは、たいせつな様々を蹴とばして、そのまま凍結されようとしていたのだ。
ドライフラワーを望んだ。
くたびれないように、良好な状態で、記憶を封じ込めてしまおう。だなんて、
保守的で浅はかな道を選んでいたのだ。

自転車にひかれないように、誰かに踏まれないように、
花を安全な場所へと移して、また駅まで急ぐ。
ささやかで貴重な時間。


飴玉が溶けていくのを、まだ放っておけない。
だんだんしぼんでいって、唇にほんのり甘さが残る結末を、まだ望んでいない。
焦らずに、背伸びせず、しっかり向き合いたい。
花が教えてくれたこと。



BGM: Tenniscoats 「One Swan Swim」

2012/10/06

【音楽を絵に】sleepy.ab「自由の果て」


【音楽を絵に】コーナー、更新しました。

今回は、sleepy.ab「自由の果て」という曲を描きました。
▼絵(原寸大)
http://saoriyamada.tumblr.com/post/33004646275/title-jiyuu-no-hate-by-saori-yamada
▼楽曲試聴(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=S2e9ptz8peA


― 誰にもなれずに
繰り返す日々に
導かれて
君がいるそして、僕がいる ―
            (「自由の果て」歌詞より)


sleepy.abさんのAlbum「traveling fair」より、
track10.「自由の果て」を選曲。
音から見えた色・風景・気持ちを絵に描きました。

振り返りたくなって、進みたくなる。
時間軸をどこか遠く俯瞰から眺めているような感覚を持つ音楽。
例えば、夢から覚めた後の、物語がほどけていく寂しさ。
例えば、愛しいひとの名前を見つけて、心が動く純朴さ。
朝を、夜を、春を、冬を、ひとつの音がたくさんのシーンへと導き、もう一度、様々を抱きしめるようにして鳴る。

自由の内側と外側。
わたしは、まだ、その境界線を上手に見つけられないけれど、
目印は、きっと。
あなたにも、きっと。
音に寄りかかるようにして想像すれば、誰かの顔が、浮かんでくるでしょう。