2013/04/29

木箱企画「マドロミロニカ vox.8 at HACHAM ART COMPLEX」にて、絵を投影させていただきました

 
木箱企画 「マドロミロニカ vox.8 at HACHAM ART COMPLEX」にて、
絵の投影をさせていただきました。
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マドロミロニカ vox.8 at HACHAM ART COMPLEX
http://kitorina.kibaco.net/madoromi-vox8
木箱 WEB SITE
http://kibaco.net/
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下記、
投影を担当させていただいたアーティストさんライブ写真と、
絵の説明です。
 
 
Rhythmy(木箱SAyA)さん
絵は、2010年作。
色の境界をシンボルに描いたもの。
 
 
 
Film Forest
絵は、5/15にリリースとなる「Secure EP」アートワーク。
ジャケットデザインを担当しています。
 
  
 
owl_さん
写真。昨年夏に光を撮ったもの。


 
smarttailさん
絵は、色の細胞をテーマに置いたもの。
 
 
 
木箱さん
絵は、空間と空間をむすぶ糸について描いたもの。

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木箱・西村さんがお声掛けくださり、
素敵な出演者みなさんの背景に、絵を投影させていただきました。


今回は、現在までの制作物からの提供というカタチでしたが、
新しい発見がたくさんありました。

描いた当時、
「スクリーンに映る」という状態や、「音楽と共存する」光景を、想定せずに仕上げた作品がほとんどでしたが、
肌に色があたって透ける感じ、
音や歌詞が絵の由来と合致した瞬間、
意図しない部分での共通項がとても興味深く、わたし自身、ボーダーレスな創作を再確認できた夜となりました。
あの場にいらっしゃったお客様ひとりひとり、それぞれの解釈に、そっと寄り添う絵で在れたのなら幸いです。

改めまして、
ご来場くださった皆様、出演者・スタッフの皆様、
ありがとうございました。


西村先輩は、ほんとうに凄い。
会うたびに尊敬がふえていきます。
いつかこの気持ちをしたためた文集を贈ろう。

「経専音楽放送芸術専門学校」OB・OG講義

 
4月20日(土)、
経専音楽放送芸術専門学校にて、
OB・OG講義をさせて頂きました。
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経専音楽放送芸術専門学校
http://www.keisen-housou.com/
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わたしの母校、
経専音楽放送芸術専門学校にて開催されましたオープンスクール内、
デザイン講義をさせて頂きました。
テレビ番組制作、ラジオパーソナリティ、PA などなど、各業界から卒業生が集まり、お仕事について説明をする、というもの。

卒業してから三年。
このようなかたちで学校に足を運べたこと、とても嬉しく感じました。
在校生時は、まさか自分が講義で呼ばれる日がくるなんて思いもせず、「お腹へったなあ夜ご飯なにかなあ」と考えながらステージを眺めていた記憶があります。(意識低すぎ。)


デザインしたもの、描いた絵、それらを言葉だけで伝える難しさを知りました。
コンセプトだったり、ディレクションにあたっての意図など、いくらでも述べられる・述べたい点はあるのだけれど、
今回は入学を検討されている学生さんへ向けて、というのもあって、
原点や可能性、そういった動的な部分をあたまに置きたかったので、広い角度から活動を見つめ直してみたりしながら進めました。

じつは、「デザイン専攻」自体はない学校です。
映像・音響系の分野がメインで、わたし自身も当時は映像専攻でした。
大きなカメラをかついで撮影して、編集して、コンテ書きをしたり、そういう日々。
そのなかで、一ヶ月に二回くらいのペースで、ささやかにあったMac実習。
それがすべてのはじまりでした。
今思い返せば、映像を学習していた日々があったからこそ、グラフィックに惹かれていった部分もあります。
全体を見渡したとき、自分がどこをピックアップしたいか だとか、どの瞬間を切り取って伝えたいか だとか、
「動きを持たない媒体ならではの見方」に気付くことができたのは、一度映像に触れたからだと思っています。
そういった意味で、経専はたくさんのきっかけを与えてくれる、インプット・アウトプットが多いところ。

自分と3~5歳ほどしか年齢の変わらない生徒さんたち。
教室の窓際、とても熱心に聞いてくれている男の子が居ました。
その強い目をみて、なんだかわたしが学ばせていただいたような気持ち。
あの目をわすれないで居よう。


懐かしいー、と黄昏ながら、通学路をてくてく。
活気のないゲームセンターはあのまま。
いつも店先におばあちゃんが居た古びた写真館は、真新しく。
「〇〇探偵所」とかいう不思議なスペースが誕生。
いろいろ思い出が蘇る道は、感慨深かったです。

自信と実力を身につけて、また来ます。