2014/04/29

【アートワーク制作】hugvilla 1st EP「Ást」

 
hugvilla 1st EP「Ást」、
アートワークを担当させていただきました。
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hugvilla 1st EP「Ást」

<iTunes>
https://itunes.apple.com/jp/album/ast/id869247356
<Amazon MP3>
http://amzn.to/1rxxPc1

2014.05.11 Digital RELEASE
2014.06.01 Disc RELEASE
01 覚醒
02 Vætanlegur
03 還
04 Si-
05 夜の海
06 hikari
07 Vætanlegur (tkrism Remix)


全7曲 ¥1,350 / 2014 !-TAK
hugvilla <WEBSITE> http://hugvilla.flavors.me/
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2014年5月11日、iTunesにて配信リリースとなります、
hugvilla 1st EP「Ást」。
アートワークを担当させていただきました。

札幌を拠点に活動しているアーティスト、「hugvilla」(フグヴィットゥラ)。
電子音やトイピアノやピアニカなどの小さな楽器、ウィスパーボイスから成るエレクトロニカサウンド。
音楽に乗せたポエトリーリーディングも特徴的な表現をされています。
今回、1st EP「Ást」のリリースが決定し、ジャケットデザインを担当させていただいています。


アートワークは、
「循環」をテーマに描いたものです。
誕生から誕生までの "めぐり" がある輪を、メインビジュアルとしました。

たとえば、森のなかの命。
落ち葉が、多くの生き物によって分解され、やがて葉を生い茂らせる木々に戻っていく様子。
動植物・土壌に見られる、集積された蓄積物がめぐっていくプロセス。
そんな強く美しい輪を、グラフィックへ描き起こしました。

光の細胞(左上/白い点描)は、円周に沿ってゆっくりと旋回し、
夜の煙突(右下)のふもとへ到達したとき、新しい光を得る。
山の頂上から、その動きを見ている。


アルバムタイトルの"Ást"(読み方:アウスト)は、
アイスランド語で「愛」という意味。
サウンドにぴったり、すてきな名前なんです。
音にも言葉にも、愛が満ちている一枚だと思う。


上記iTunesリンクから、試聴が可能です。
ぜひアクセスしてみていただけると、うれしいです。

2014/04/23

【アートワーク制作】reciteall「{dedication} : Love Theory」


reciteall「{dedication} : Love Theory」、
アートワークを担当させていただきました。
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visioneternal
<label web site (release page)>
http://www.visioneternal.net/product/reciteall-vise-003

release 05.19.2014
reciteall - {dedication} : Love Theory

side a
a1. original prod. by MKSB
a2. Illoquence & Rythmatical remix

side b
b1. Mindfield remix
b2. Marcus D & nitsua remix
b3. acapella

written by J. Ong
Produced by MKSB
Remixes produced by Illoquence & Rythmatical / Mindfield / Marcus D & nitsua
Mastered by Rythmatical
jacket artwork by Saori Yamada
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visioneternalより発売となります、
reciteall「{dedication} : Love Theory」。
アートワークを担当させていただきました。

"zack austin" = "Nitsua"氏が設立したレーベル、
「visioneternal」。
前作「Weird Days (tell them) / I Belong To You」(2013年)(>記事URL)に続き、
今作も、12インチ/アナログ盤でのリリース。
ジャケットイラストを描かせていただいております。


テーマは、"Planet of fragment" = 破片の惑星。
光、鏡、氷。「発光/反射」にまつわるもののカケラによって構成される惑星。
その内部の物語を描いたもの。

nitsuaから今作の音源が届いたとき、
前作「Weird Days (tell them) / I Belong To You」を描く際のファーストインプレッションから、心地よい温度変化を感じました。
ぬくもりある部分へ、一筋の「スッ」とした冷たさ。
この冷たさは優しさをもっていて、驚かせないようにと、丁寧に体内へ入ってくる感じ。
とても早い段階で、メインカラーはやわらかい青にしよう と、決めていました。


相変わらず、英語が苦手なわたしですが。
不思議と、彼らとのコミュニケーションが心地良かった。
音と色が言語となる、そんな強い力に触れて、常に嬉しさを感じていた。
アメリカ(カリフォルニア州)と日本、時差は約17時間、地図からは距離を実感しますが、
実際に、離れていてもこうして、ひとつの作品をつくることが出来る。
素晴らしいことです。


リリース情報は、随時更新してまいります。
上記URLから試聴も可能ですので、是非アクセスしてみてください。

2014/04/21

【バックドロップ(旗)制作】SNARE COVER


札幌を拠点に活動しているバンド、
SNARE COVER
バックドロップ(旗)をデザインさせていただきました。
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SNARE COVER

official web site
http://snare-cover.com/
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バックドロップ とは、
LIVEステージの後方に飾る「旗」のこと。
演奏背景へ掲げられる幕・旗を指します。


すこしばかり長くなりますが、
今日はいつもよりちょっとだけ、赤裸々なヤマダ見せていきます。


札幌を拠点に活動しているバンド、SNARE COVER。
バックドロップ(旗)をデザイン担当いたしました。
ほんとうに自由に、わたしが感じるままのSNARE COVERを、描かせていただいた機会でした。
信じて託してもらえることは、しあわせなことです。
感謝しています。

― 空中、無数の旗が浮かぶ世界。
太陽の気配。ゆっくり吹く風。布のはためく音だけが響く。
祝福として掲げる旗、別れの旗、目印としての旗。
さまざまな心が集うところについて。 ―
(2014年3月 デザイン帳より)


この旗に描いた景色には、二度、出会ってきました。

一度目は、2012年の冬。
Vo.斎藤さんと、はじめて出会った年。
わたしは会場装飾を、斎藤さんは出演アーティストとして、あるイベントでご一緒したとき。
ソロでの演奏を聴いて、バンド形態への興味が強くなって。そこからの惹きつけられる速度は、あっという間で。
3rd mini album「ピルグリム」を、もうずっとずっと聴いていました。心に新しい部屋が出来たみたいだった。
聴きながら、いつも頭のなかにあったのが、今回の景色です。
空があって、雲は停止していて、風になびく無数の旗。
この時の旗は、青色でした。いろいろな階調の青い旗たち。

二度目は、2014年2月14日。
新体制になってからのライブを、はじめて観た日。
あの衝撃がわすれられない。
二年前に見た景色が、みるみる命を得て、膨らんでいきました。
空はさらに上昇して、雲はゆっくりと動き出して、旗はたくさんの色をもっていました。
太陽は姿を隠しているけれど、安心できる気配。
空気は冬のにおいに似ていて、でも、ここでしか遭遇できないもの。
音は、ひとつだけ。旗がはためく音。気持ちの良いもの。


ふたつの誕生日をもった、二年間のイメージ。
実際にカタチに起こす機会を与えていただき、光栄に思います。


SNARE COVERのサウンドがもつ愛は、
機械的な人工的な熱ではない、自然による熱。
わたしは、「火」のようだと、日々感じています。
丁寧に揺れる火。 (>右上/燃える旗)

彼らの背景を飾らせてもらえることが、ほんとうにうれしい。

皆さんのイメージの入口となれましたら、幸いです。
ライブハウス等で見かけた際は、眺めてみてください。

2014/04/20

【紙媒体/WEBデザイン】空中ループ 4Seasons Concert 2014 [ LOOP ECHO ] 夏フェス編


空中ループ 4Seasons Concert 2014 [ LOOP ECHO ] 夏フェス編
紙媒体 / WEBデザイン(特設サイト)を担当させていただきました。
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" 四季ごとに、特別な空間で奏でられる音楽。
2014年、空中ループ渾身のライブコンサートシリーズ。 "
空中ループ 4Seasons Concert 2014 [ LOOP ECHO ]

第三弾・夏フェス編
空中ループ presents
"LOOP ECHO FES '14"
- ネオンゆれる、老舗キャバレー跡の音楽祭 -

7/13(日) なんばユニバース
出演:
空中ループ / Polaris / Analogfish / bonobos / ハルカトミユキ 他


< 特設サイト >
http://kuuchuuloop.wix.com/loopecho
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空中ループ
official web site > http://www.kuuchuuloop.net/


紙媒体/WEBデザインを担当させていただいております、
季節に沿って1年間にわたり、さまざまな空間で開催される、コンサートシリーズ。
空中ループ 4Seasons Concert 2014 [ LOOP ECHO ]。

春編(>Blog記事)に続き、
夏フェス編のデザインが公開となりました。
全4公演分のフライヤーを集めると、一枚の絵が完成する仕組み。
今回でいよいよ、三枚目です。


今作のビジュアルイラストは、
「夜のサーカス」、「カーニバル」をイメージしたもの。
電球の太陽と、夏の夜空に浮かぶフラッグ、光。
祝福するような時間を描いたものです。


特設サイトも、デザインリニューアル。
TOPページで、フェス概要をチェックできる仕様となっております。

なんて豪華な出演陣なのでしょうか。
たまらない。たまらないよ。
お近くの皆さま、ぜひ足を運んでみてください。

2014/04/09

【ポイントカード】美容室C'kitchenn

 
美容室C'kitchenn
ポイントカードをデザインさせていただきました。
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美容室C'kitchenn
http://www.ckitchenn.in/

ACCESS:
札幌市中央区南3条西8丁目 第一ビル東側2F
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札幌にございます美容室、
C'kitchenn(キッチン)さん、ポイントカードを制作いたしました。
 
 
(size:(大)70mm × 70mm (小)60mm × 60mm / 最高級上質紙180kg)
 
テーマは、「水の宝石」。
C'kitchennがもつ、美しい白の空気感をベースに、しずくの宝石を描きました。
まわりには、やわらかい水彩色。
心安らぐ空間は、夢の入口と近く、まどろみの色を表現しました。
 
カタチは、二つ折り/正方形タイプ。
中をひらくと、道が。
大きい方は「施術(カット/カラー/パーマ等) ・ 店内商品(シャンプー/トリートメント等)」、
小さい方は「雑貨」。
髪の毛をきれいにしたり、店内にある商品や雑貨を購入するたび、道のまわりにポイントがついていきます。
 
 
C'kitchennの店内、どこを見ても、すてき。
こういった紙媒体などへも、オーナーである牧さんのこだわりが、ぎゅぎゅっと詰まっています。
 
皆さま、ぜひ訪れてみてください。

2014/04/01

【フライヤーデザイン】「SNARE COVER presents 3マンライブ」


「SNARE COVER presents 3マンライブ」
フライヤーデザインを担当させていただきました。
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「SNARE COVER presents 3マンライブ」

2014.04.19(sat)
OPEN 18:00 / START 18:30
@colony
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500 ※別途ワンドリンク¥500
プレイガイド:ローソンチケット L17916

LIVE:
SNARE COVER
ゆれる(大阪)
FOLKS

お問い合わせ:COLONY 011-532-3329
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SNARE COVERによる企画LIVE、
「SNARE COVER presents 3マンライブ」。
フライヤーデザインを担当させていただきました。


(size:210mm × 163mm / マットコート110kg)

テーマ:「3つの川」

今回は3マンLIVEということで、3組の出演アーティスト。
異なる3つの世界が集まるという旨のもと、イラストも3点。
それぞれのサウンドイメージから、ひとつずつ、川を描きました。

SNARE COVER 【夢のふちの川】
夢のふちを彷徨いながら生きる、しずかな川。
物語の経過を見守り、こわい夢にはあたたかな灯りをあてる。
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ゆれる 【絵具の川】
色の波が途切れない、森の奥にある川。
ヒトの気配が消えたときにだけ、そっと発色する。
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FOLKS 【鉱物の川】
空中に漂う、深い青の川。
意識によって生成される鉱物たちが、次々と渡っていく。


街中で見かけた際は、ぜひ、手にとってみてください。

そして、この日のLIVE、すごい夜になると思います。
なんて贅沢な組み合わせなのでしょうか。
わたしも見届けにゆきます。
お近くの皆さま、足を運んでみてください。