2013/07/03

【アートワーク制作】Chima mini album「そらのね」本日発売となりました

 
アートワークを担当させて頂きました、
Chima mini album「そらのね」
本日発売となりました。
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Chima
Official web site http://www.chima.jp/

mini album「そらのね」
2013.07.03 Wed. RELEASE
01 PUSH ME
02 帰り道
03 daladada…
04 みもれっと 
05 バラバラの島たち
06 あすふぁると
07 dear sleeper
08 7TEA


A-CUE RECORDS ¥1,800(税込) XQJM-1006
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はー。胸がいっぱい。

アートディレクションを担当させていただきました、
Chima mini album「そらのね」。
2013年7月3日 本日発売となりました。


わたしは、このアルバム「そらのね」を、心から誇りに思っています。
心から愛しています。
皆さんに届けられる今日が、とてもとても、待ち遠しかった。


今回の楽曲たちを、はじめて聴かせていただいたのは、まだ冬のこと。
あの大きな大きな感覚は、今でもきちんと、思い出せます。
「そらのね」というアルバムタイトルのみを先に読み、あえて、コンセプトは目に入れないようにして音源データを再生していきました。
先入観なく、入口を無垢にして、迎え入れたいと感じました。

丁寧な白。
ひんやりとしてやわらかい、霧のなか。
そのまま進んでいくと、すこしずつ透明になるそれは、雲のなかと気付く。
きっと上空とは、このような世界なのかもしれない。
辺りを包んでいる白が晴れた先に、わたしが見たものは、「空が誕生する部屋」でした。
そこはどこか秘密に似ていて、けれど、懐かしさも感じます。
足元に目をやると、どうやら、雲の海のさらに下、何かあるようです。
階段が、ひとつ。
昇った先は、おおきな厚い雲で、隠れています。
空の心臓があるのかもしれない。言語が散らばっているのかもしれない。どこかへ通じる扉があるのかも。
正解は、この音楽を聴いた人々のぶんだけ、存在しています。
わたしは、その一連の流れに強く感動し、”空の生成”を描き留めました。


アーティスト写真を担当されたのは、
写真家 / 星野麻美さん( http://hoshinoasami.com/main.html )。
映画「しあわせのパン」本編、フォトブックを眺めながら、
「素敵だなあ。いつかご一緒してみたいなあ。」と考えていた日を、つい最近のことのように感じます。
こんなに早くお会いできるなんて。
同行させていただいた現場での時間、とても貴重なものでした。


制作開始当初、
「空を研究しよう」と考えていました。
知らない雲の名前を調べたり、ちょっと小難しい言葉とか、そういうもの、どんどん吸い込んでいこうと。
けれど、ビジョンは最初から、確かに生まれていたのです。
Chimaさんが、歌を生んだ瞬間から、届く光景は決まっていたのです。
いくつも描いた空のなかから、わたしとChimaさんが言葉にださず選んだ空が、この一枚です。

素晴らしいアルバムが完成しました。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

Chimaさん、リリースおめでとうございます。

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