2014/07/15
光の国 (07/13 空中ループ presents 「LOOP ECHO FES '14」)
長い事、最後の鍵を探しつづけていて。
たとえば、あと一回分の、背中を「とん」と押される感じとか。
難しい多角形をした空洞に、さりげなくハマるパーツとか。
それを見つけられる気がして、ちいさな旅に出ることにした。
デザインを担当させていただいている、
空中ループ 4Seasons Concert 2014 [ LOOP ECHO ]。 >特設サイト
夏フェス編「LOOP ECHO FES '14」(07/13 @なんばユニバース)。
真夏の大阪へ、見届けに行って来ました。
はじめての大阪。+ひとり旅。別に不安ではない。
道産子的に最も心配なのは、暑さである。
溶けないか。ニンゲンらしいカタチを維持していられるのか。
飛行機を降りた瞬間、そっと心が折れたのがわかった。
しかし、意外とすぐに暑さ(=現実)を受け入れ、街をゆく。
信濃そばさんの「肉そば」、最高。あれはもう、魔法の出汁。
わなかさんの「たこ焼き」、最高。カリッとトロッと。天国の味。
大阪の街は、パワフルだ。
足先に迷いがなくて、ガシガシ進んでいくような流れ。
「ほんまおおきに」って、いい言葉だな。
そして、
「LOOP ECHO FES '14」。
エントランスをくぐると、そこは光の国。
大きな惑星、シャンデリア、キャバレー跡地にひろがる電気の宇宙。
ビジュアルイラストを描いた際のイメージよりも、広くて濃い、宇宙だった。
会場には、たくさんのたくさんのお客様。
それだけで胸がいっぱいになる。
何よりも、皆様とってもとっても、楽しそう。笑顔をいくつも見た。
冬編・春編・夏フェス編とデザインを担わせていただいてきましたが、
ようやく実際に会場へ行き、その空気へ触れ、貴重な時間を過ごしました。
タイムテーブルや会場MAPを活用してくださっている光景も、キャッチしたり。
少しでも、ドキドキの一部になれましたことを願っています。
ハルカトミユキさん、Analogfishさん、bonobosさん、
People In The Boxさん、Polarisさん、空中ループさん。
素晴らしいステージでした。
それぞれの気流が会場に生まれて、ユニバースを満たしていく。
制作をする人間として、この夜に観させていただいた景色は、かけがえのないものになりました。
ラスト、空中ループさんのステージを観ていて、
終始「皆さん、最高にかっこいいな」と感じていた。
わたしも皆さんのようになりたい と、心の底から思っていた。
成し遂げる、ということ。
その先に見えてくる新しい場所へ渡っていける、ということ。
飛行機のなかで、虹をみた。
行きは、アーチ状。帰りは、まあるい輪っか。
大阪で出会った皆さんと、またいつかの未来で、再会したい。
ちいさくておおきな旅。
探していた最後の鍵は、やはりこの2日間にあった。
行ってよかった。ほんとうに。
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