2017/03/15

【ビジュアルデザイン】爽 ワンマンLIVE「いつだって、肌を寄せあって」


爽 復帰ワンマンLIVE「いつだって、肌を寄せあって」、
ビジュアルデザインを担当させていただきました。
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※sold out※

2017.04.23 (sun)
@ 札幌 musica hall cafe
ticket : 2,500yen (+1d500yen)
OPEN 19:00 / START 19:30

guitar : 小野貴博 cajon : 三浦剛志
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札幌を拠点に活動しているシンガーソングライター、
爽さん( http://sawamusic.com/ )。
活動休止から本格復帰される大切な日、ワンマンLIVE「いつだって、肌を寄せあって」。
ビジュアルデザインを担当いたしました。

テーマは、「再会の丘」。
春が香る、優しい丘。
向こうには光の粒子で出来た山と、硝子の太陽。
花畑は蜃気楼みたいに揺れて、ふたつの虹は支え合い、肌色の湖のふちでピアノが鳴っている。

通い合う体温たちの様子、描きました。


爽さんと初めてご一緒したのは、
昨年、活動休止前レコ発ツアー「泣いて踊った君と私の夜」(>記事URL)の、
紙媒体デザイン(ポスター/フライヤー)にて。
時を数えると、"もう何年も前から"という長いものではないけれど、ずっと前から彼女の声がそばに在ってくれたような、
はじまりの色が一滴、ポトリとこの世界に落ちて、広がっていくのを見てきたような、
それくらい私の心には大きく、深く、響き渡っています。

出逢った時、
贈ってくださった作品たちを聴いて、
それぞれのアプローチ、それぞれに大好きで。
爽さんがこれから継続していくもの、変化していくもの、何年先も私は感動していくのだろうな、
そう確信したのを覚えています。

曲が明確な色をもっていて、
そして、それはポイントごとにトーンを変えて。
でも「ああ、これだなあ、すてき」と共通する美しい根をはっていて。
今回の制作にあたり、今の色を頭のなかに浮かべて打ち合わせへ向かうと、
爽さんの口から、描きたいと思っていた色の名前が、ぽんと出てきて。
タイム感に寄り添えているような気がして、嬉しかった。
この先も、新しく見惚れる要素を、私の心の目で追い続けていきたい。


何よりも、
活動の休止と復帰、ふたつの大事な季節を、ビジュアル面で見守ることができて、
しあわせに思います。

これからも一緒にやりたいこと、いっぱい。
少し早いけれど、爽さん、活動復帰おめでとう。

2017/03/05

【EXHIBITION】「ame to wonder.展 - +S.-」(@ 新宿 SCOPP CAFE)


daisuke oguraによる4年ぶりの個展、
「ame to wonder.展 - +S.-」。
数点、絵を展示させていただきます。
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「ame to wonder.展 - +S.-」

会場: 新宿 SCOPP cafe ( http://scopp-cafe.com/ )
会期: 4月1日 - 4月30日
出演: Arito , Hal , ヤマダサヲリ
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totokoko labelが出会いの場、気付けば長いご縁となりました、
daisuke ogura(ex. Bed.)さん。
新宿 SCOPP cafeにて、4年ぶりの個展を開催。
この度、ゲストに迎えていただきました。

何点か作品を出展いたします。
素敵な皆さまとともに、地下へ東京の春を彩れること、とても楽しみ。


いくつになっても、春のにおいは、胸がいっぱいになる。
出逢ってきた人々の顔、朽ちない言葉、暮らした町の夕焼け、空へ渡った猫の温度。
私は何を忘れたくなくて、いくつを覚えてこられて、どれを思い出せなくなってしまったのだろう。
そして、新しく心へ入ってきたこと、これから辿り着きたい場所。

いっぱいいっぱい考えて、何周かして疲れて、見上げた先に桜。
「ああ、きれい。」
「やっぱり花の季節は良いなあ。」
そうやって純粋に見届けられている現在に、少しほっとして。

等身大の想いと春は、似ている、と思う。


日々から見つけた、ちいさな愛たちを集めて、優しい花の窓辺、描きます。
ぜひお立ち寄りください。

2017/03/01

【アートワーク制作】モノポックル 1st mini album「kimi no machi」


モノポックル 1st mini album「kimi no machi」
アートワークを担当させて頂きました。
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モノポックル
official web site http://monopockle.jimdo.com/

1st mini album 「kimi no machi」
2017.3.15 RELEASE
01 London
02 ええじゃないか
03 Beck's Gold
04 ビーム
05 海を歩く
06 蒼


PLC_0002 ¥1,500(tax excluded)
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2017年3月15日に発売されます、
モノポックル 1st mini album「kimi no machi」にて、
アートワークを担当させていただきました。

前作、album「新世界の夜明け」(>記事URL)に続いてのご縁。
当時の制作は今でも強く記憶していて、2013年の私自身の制作アプローチにおいて、非常に大きな刺激を受けました。
モノポックルの皆さんに出会っていなければ、あのような質感へはまだ、辿り着いていなかっただろうと思っています。

そして、今作。
前作のリアリスティックなタイプとは大きく変わり、
シンプルベース、アクリル要素を含め、大人っぽい印象に仕上げました。
それは意図的なものではなく、頂いた音源から伝わる波へ乗り、自由に生まれてきたイメージでした。

「水脈・路地」をメインのアイテムとし、中央から走らせ、
瓦・波・魚をイメージした模様をセンターに。
vo.いっきくんが伝えてくれた、”ヨーロッパへ行った時に吸収したものたちが、今作のベースにある”という点を大切にし、
街並みは、赤褐色の屋根に。海外ならではのカラフルな景観とともに。
浴衣を着た金髪の少女で、少しの不思議さを。(これは、vo.いっきくんのアイディア。素敵な視点に感謝です。)

ジャケット以外の部分でも、
海外っぽさ香る甘辛いカラーリングを心掛けました。
トータルパッケージを通して、デザインを楽しんで頂けましたら嬉しい限りです。


しかし、今作も、控えめに言って最高である。
前作「新世界の夜明け」で心を掴まれた熱量やスピード感やタイム感、それらはさらに「好き」を増しているし、
この数年間が、モノポックルのみんなにとって良い時の流れ方をしていたんだ、と感じる音たち。
スタジオ打ち合わせの段階で、相当グッとくるものがあり、「早く描きたい!」となりました。

彼らのサウンドには、いつだってストーリーがある。
足元にはしっかり影が伸びていて、風が吹いていて、見上げる先に風景があって。
きっと聴く人々の数だけ世界は存在し、じゅんぐり、育っていくものなのだと思う。
だから私は、何度だって聴きたくなる。

皆さまの暮らしに、「kimi no machi」という物語が、そっと到着しますように。