2011/12/31
2011
2011年は、「制作」と「出会い」に溢れた一年だった。
今年の1月初めに投稿した当ブログ内記事で ”新しい年、どんな気持ちや、どんな人と出会うのだろう” との言葉を見つけた。
その瞬間の私に、きちんと胸を張れるほど、沢山の考え・視点・痛み・愛・機会の中を歩いて来られたと思う。
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▼2011 WORKS
http://p.tl/i31G (MyBlog)
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東京 (MOVE CAFEさん、SCOPP CAFEさん)、
大阪 (難波artyard studioさん) と、
とても素敵なスペースでの展示をさせて頂きました。
特に印象深かったのは、「totokoko live vol.2 in OSAKA」(2011.12.10 / artyard studio)での、高さ3メートル弱の布へ描いた、巨大クリスマスツリー。
”布へ描く”という経験も初めてだったけれど、こんなに大きなサイズの絵を描くのも初めてで、
脚立に乗り、産まれ立ての小鹿のように足をプルプル震わせ、仕上げました。
また、お客様参加型のイベントとなっており、ご来場頂いた皆様がキュートなオーナメントを作成・飾り付けをして下さり、すごく嬉しかったなあ。
12月20日に発売されました、絵本。
こちらでは、プランニング・アートディレクションを務めさせて頂き、
初夏頃から動いてきました。
各所とのコンタクト・共有、参加作家さんの中での「指揮」を担った点、原画展示に向けてのセレクト、
多くの事を学んだ、大きなプロジェクトでした。
後日、ライナーノーツを含め、きちんと別途記事を更新しようと思います。
その他にも、たくさん。
初めての衣服デザイン・制作や、
CDアートワーク、
いつもお世話になっている大好きな丸谷マナブさんの色々、
写真家・イシハラマユミさんとの共同制作、
制作プロダクションのロゴ、等々、
自分らしく、一つ一つと向き合い、手を止める事なく進んで来た日々。
次へ次へと「作る」波が見えてきたのは、私に”任せたい・お願いしたい”と声を掛けて下さった皆様が居てくれたからこそ。
関わって頂いた全ての方々へ、心からの感謝を。
暮らしの中では、「別れ」が重なり、泣き続けた日々もあった。
身近に居る友人・大好きな人・心から尊敬している人、22歳になり「突然の死」へ初めて直面し、”受け入れる”とは何なのか、ひたすらに戸惑っていた。
けれど、そこから這い上がるようにして、大きな大きな生き方を学んだ。
会えなくなってからでは、居なくなってしまってからでは、遅いのだ。
どんなに小さな”ありがとう”も”ごめんなさい”も、恥ずかしがらず、きちんと伝えようと思った。
感じた事を、感じた時に。
そして、
「出会い」に溢れた一年でもあった。
ポッカリと空いた穴を埋めるかのように、人から人へと、巡り逢い。
大切な人が増えて、
”自分がどんなに泣いても、この瞬間、あの子がニコニコ笑ってくれていたら、それだけでいいや”という解釈も覚えて、
こうやって、少しずつ、強くなっていくものなのだろう と思った。
とっても嬉しい事に、
現時点で、2012年分の制作依頼をたくさん頂いている。
新しい分野での制作も控えていて、もっともっと、表現幅を広げていけるように頑張ろう。
東京、横浜、大阪、そして私の住む札幌。
色々な街で色々な発表が出来るかと思います。
この一年で出会った人、
「絵が好きだ」と感想を伝えて下さった人、
いつも応援して頂いている方々、
レーベルメイトのみんな、
素敵な日々を、どうもありがとうございました。
新しい一年も、一緒に、楽しく深く過ごしていきましょう。
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