Illustration "きもちのかたどり" (2018.12.30)
2018年も、大変お世話になりました。
いつもそばにいてくださった方々、新しく知り合った方々、物理的には会えずとも心をつないでいただいてきた方々。
すべての皆さまに感謝申し上げます。
この一年は、めぐり逢いの時間だったように思います。
これまで以上に北海道外でのご縁が増え、
東京での展示やお仕事、たくさんの経験を与えていただきました。
東京という街に少しずつ、ひとつずつ、帰ってきたい場所や「ただいま」を言いたくなる人々が増えていって、
再会の日の為、表現の質を濃く太く高めていきたいと、毎日の意識が強くなります。
暮らす街の空気は、作品づくりにおいてかなり重要な部分であって、
例えば私は、北海道の冬の繊細さ・厳しさがベースに存在していて。
この場所で、肌で、薄い膜のような刺激を重ね染み付いてきたエッセンスたち、
作品を介して、遠くの皆さまに語りかけていきたい。
新しく挑戦させていただくお仕事もたくさんでした。
商業施設・ショッピングセンターでの広告や、催事にまつわる制作など。
こども達をメインとしたインタラクティブ開発では、特に多くのチャレンジをさせていただきました。
人が「触れる」という刺激を伝達するインクを使用してのイラスト描き、
人のシルエット型にグラフィックが見えるアトラクションでの素材提供、構成など。
自分の絵で、実際にこども達が楽しそうに遊ぶ光景は、他の何にも代え難いものがありました。
仕事やプライベートでの変化が多い日々でしたが、
周りにはいつも、大好きなクリエイター仲間や、つい飛び込んでしまいたくなる先輩達がたくさん。
振り返った時にいつも微笑んでくれる皆さまを、来年も大切にしていく。
何よりも。
2019年は、山並みのようにしなやかに。
たくさんの風に吹かれても、堂々と。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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