2013/01/24
【Tシャツ】「secret communications」商品化について
みんなでつくるデザインギャラリー「CREATEEZ」 さんにて、
新作Tシャツデザインを展示させて頂いております。
こちらは、「人気投票によって商品化」されていくものです。
商品ページにございます "Bravo!" ボタン や、
Facebookの "いいね!" やコメント、
閲覧して頂いた皆様によるリアクションやご意見が、そのまま、商品化へのきっかけとなります。
前作「awa to hana」( http://createez.jp/products/detail156.html )、
おかげさまで商品化の機会を頂き、現在も販売中となっております。
新しいアプローチを図った第二弾、今回もカタチに出来たらと感じています。
もし宜しければ、
「おっ」と思ったり、「実際にTシャツになるといいな」と感じて下さった際は、
ポチッ とご協力を宜しくお願い致します。
―――――――――
Tシャツ
Title: 「secret communications」
▼投票ページ / 商品詳細ページ
http://createez.jp/products/detail181.html
※投票方法
1. 「Bravo!」ボタンをクリック
2. Facebook「いいね!」をクリック or コメント
(お好きな環境をご選択下さい)
Comment:
secret communications = 秘密の通信。
ひそやかな宇宙で発信する、光と合言葉。
カラートーンはシンプルに、エッジのバランスを大切にデザインしたものです。
―――――――――
2013/01/21
水の線のなぞり方
朝起きて、一杯の水を飲む。
ひんやりと喉を通って、心のちかくを過ぎて、スルスルからだの中へ降下していくのを感じる。
この感覚は、「人から言葉を受けた時」に似ている。
ハッとした時、うんうんと深くうなずいた時、文体の欠片ひとつずつが自分に溶けて、馴染んでいくその瞬間に似ていると、冬の朝に思う。
たくさん笑う日々だ。
たくさんお喋りをして、たくさん考えて、ちょっぴり泣きもするし、たまに迷子になるけれど。
人間らしく生きている。
だいすきな人達と、
おいしいご飯をはんぶんこしたり、乾杯をしたり、
くすくすとふざけてみたり、同じ一点を見据えて会話をしていると、
数年前までの私は、こういう熱のかよった輪の外側で、いろんなことを勝手に遠退けて暮らしていたのだと気付く。
目を閉じれば、いつも、会いたい誰かの顔が。
暗闇に落っこちても。
懐かしい惑星が見えてきます。
言葉を発して、言葉を受ける。
本質的なエリアを見せるのは、いつだって勇気が要るけれど、
それと同じ分、ううん、それ以上に手を伸ばしてもらっている。
開け放った扉が震えているのを、なだめるみたいに。
陽の光をうんと浴びた水の線を、指先でなぞるようにして、歩いていく。
BGM: Sigur Rós 「Ekki múkk」
2013/01/17
【アートワーク制作】丸谷マナブさん、FANICピックアップアーティストに掲載
丸谷マナブさんの楽曲ダウンロード販売ページ(FANIC)が、
FANICピックアップアーティストに掲載されました。
アーティスト写真(プロフィール画像)を、こっそり描かせて頂いております。
―――――――
<ピックアップアーティスト 一覧ページ>
http://fanic.jp/pickup
<試聴・購入はコチラから>
丸谷マナブ [ F A N I C ]
http://fanic.jp/manabu-marutani
―――――――
音楽配信・販売サービス「FANIC」にて、
いつもアートワークを担当させて頂いている丸谷マナブさん。
FANICピックアップアーティストに掲載され、アーティスト写真(プロフィール画像)を制作担当しています。
布写真を背景に、紙へ描いたイラストと、グラフィックでの加工です。
ボタンや縫い糸模様で、てづくり感を出して、
丸谷さんのイメージカラー(個人的な)、黄色をメインにしました。
紹介文とあわせ、チェックしてみてください。
もちろんのこと、素敵な音楽、ぜひぜひ聴いてみてください。
2013/01/09
【名刺デザイン】ヤマダサヲリ個人名刺リニューアルしました
ヤマダサヲリ個人名刺を新しくしました。
(マット紙 / 坪:186g/m2 , 厚:0.195mm / 74mm×74mm)
正方形、二つ折りタイプ。
開くと絵が見えるかたちにしました。
紙質はマット感が強いモノ、さらさらと手に馴染む素材となっています。
カラーは、全3色。
お好きな色を伝えて頂くもよし、お任せするもよしです。
(※お任せの場合は、「なんとなく!です!」と120%感覚のみでセレクトします)
名刺は、繋がりの入口にある大切なもの。
最終的には "ぱらぱらとめくれる" ささやかな冊子タイプにして、
「ちいさな絵本」を目指しています。今回は第一弾。
街で遭遇した際は、「わたし赤!」「ぼく緑!」とお声掛けくださいませ。
2013/01/06
冬の夢のすみっこで
一秒でもながく、一つでも多く。
天気は快晴、空気はキンと冷たい午後。
だいすきな友人と坂東珈琲へ。
木目調の店内はすぐに馴染んで、大きな窓に沿うようにしてあるカウンター席が目に留まる。迷わずそこへ。
珈琲の名前が、可愛らしい。
「ことりブレンド」、「ふくろうブレンド」、「おおわしブレンド」。
わたしはほろにが、ふくろうを。友人はコクにが、おおわしを。
甘い物が好きな私達は、あたりまえにデザートを。
彼とは、夏に出会って、それからは定期的に会っている。
いろんなはなしをして、おいしい食べ物を一口ずつわけ合ったり、"つくる"ことを一生懸命かんがえたり。
「ひかり」のようなひとだ。
夜の闇のなかで迷子になったとき、心細くないようにと、空の高いところ、そっとある星のひかりみたいに。
彼がにっこりすれば、あたりはあたたかくなって、わたしもその笑顔に何度も救われるようにして過ごしてきた。
この冬にあったさまざまなことを、報告し合っていく。
胸がチクチク痛くなって、涙がこぼれそうで、珈琲をすすめてごまかす。
わたしの番になって、なにからどうやって伝えたらよいかわからなくなって、整理しながらはなしをする。
こころの入口で、重たい石ころが詰まっているみたいに深刻な感覚が、打ち明けたとたん、「クスクスッ」と笑いに変わっていた。
どうしてか、おかしくてたまらなくなって、ふたりでハハハと笑う。
会えてよかったな、と思った。このひとでよかったな、と。
途中、ひこうき雲が スーッ と線を引いて消えた。
冬の夢のすみっこで、手を振った日。
やさしい顔ができた日。
BGM: Jonny Greenwood 「To Shut Up Like A Good Boy」
2013/01/04
月浦のお正月
今年のお正月は、月浦で過ごしました。
北海道・洞爺湖のほとり、月浦。
glass cafe 「gla_gla」(>>LINK)のだいすけ先輩に、
「来いよー!」と誘って頂き、お言葉に甘えて、行っちゃいました。
なんて美しい、町のさまざま。
映画「しあわせのパン」(>>LINK)を観てから、ずっと行ってみたい場所でした。
泊まらせてもらった二階のお部屋からも、きれいな景色が。
時間が進むたび、湖面や雲や空気の印象が、ぐんぐんと変わっていく。
やわらかかったり、ぴんと張りつめていたり、寂しげだったり、空にも顔があるのだと、はじめて感じました。
みんなで乾杯をして、
月浦神社へ初詣に行って、
たくさん「おめでとう」を言って、
パーン!とクラッカーを鳴らしたり、
真剣にゲームをしたり、おいしいご飯に、とまらないお酒に。
ジェンガをひとつずつ抜くごとに、私の悩みへひとりずつ一言という、お兄さんお姉さんたちから愛と言葉をいっぱい受け取りました。
こんなに愉快であたたかい年越し、いままで味わったことがなくて、しあわせあふれる時間でした。
ふと、だれかが口にした、「きょうは月がきれい」を合図に、わたしを含め遠くから来ていた人々は「わあ!」となり、みんなで外へ出る。
ぽっかり浮かぶ月、絵本みたいに瞬く星。寒さも忘れて、見惚れる。
まあるく切り取って、持ち帰りたかったな。
今回の為に、だいすけさんが作ってくれたグラスとお箸置きを、ひとりひとつずつ頂きました。
「2013」の文字と、名前入り。
猫と仕事が気に掛かってしまって、あまり長くは居られなかったけれど、
とくべつな日々でした。
人も、景色も、流れる時間も、とっても素敵なところ。
登録:
投稿 (Atom)