2015/12/18

【紙媒体/WEBデザイン】LOOP ECHO 2016 [ 空中ループ × sleepy.ab in 能楽堂 ]



LOOP ECHO 2016 [ 空中ループ × sleepy.ab in 能楽堂 ]
紙媒体 / WEBデザイン(特設サイト)を担当させていただきました。
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LOOP ECHO 2016
[ 空中ループ × sleepy.ab in 能楽堂 ]

@ 金剛能楽堂(京都)
2016年4月9日(土)
開場17:30/開演18:00 前売り¥3,300(税込 ドリンク代無し) 整理番号あり

出演:空中ループ / sleepy.ac
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空中ループ
official web site > http://www.kuuchuuloop.net/


昨年、一年間に渡り、紙媒体/WEBデザインを担当させていただいてまいりました、
空中ループ 4Seasons Concert 2014 [ LOOP ECHO ]。
FINAL編として開催された能楽堂ライブが、たくさんのアンコールに応え、来春も開催決定。
この度も、ビジュアルデザインを担当させて頂きました。

LOOP ECHO 2014では、
全4回の開催に沿い、デザインも4シリーズ。1回ごとにテーマを設け、すべて集めると一枚の絵が完成する、そういったコンセプトのもと制作してきました。
(FINAL編では、その集合体をビジュアルに使用。)

上記から、
こうしてまた、LOOP ECHOが動き出すにあたり、予定していなかった新たな世界を描く機会が訪れて、とてもわくわくしながらの制作。

今回のビジュアルテーマは、
「花の惑星/蘇生する桜」。
もう一度新しい命をもって、夜のふちで、動きはじめた桜たち。
静かな時間のなか、確かに発光するものたちをイメージしました。

またはじまっていくことが、嬉しい。
わたしもタイミングを見つけて、現地まで見届けていこうと思います。
ぜひ皆様も。特別な春の夜を。

2015/10/13

【アートワーク制作】木箱 ミニアルバム「Unelma」


木箱 ミニアルバム「Unelma」、
アートワーク制作(グラフィックデザイン/アートディレクション)を担当させていただきました。

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木箱
「Unelma」

1.Unelma
2.hello my special day [english ver.]
3.nousta [album ver]
4.Nighty-night
5.Distance
6.音楽の膜に守られている
7.タイムロード
8.hello my special day [japanese ver]-Bonus track-



¥1,800(tax in) / KTRR-002
2015.11.20 Released


予約ページ
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2015年11月20日リリース、
木箱 ミニアルバム「Unelma」。
アートワーク制作を担当させていただきました。

今回は、
前作「nousta」(http://kibaco.net/nousta.html)に続き、
長年、木箱のジャケットイラストを担当されているカトウタカシさんとの共同制作です。


カトウさんの世界には、以前から強く惹かれていて、
表面とその奥にみえる物語たちへ触れる時間が心から好きでした。
この制作では、カトウさんからテキスタイル素材を受け取り、そこからグラフィックを組んでいく作業。
受け入れるものすべてに温度があり、表情もあって、初めから挑戦してみたい景色で溢れました。

"Unelma" =  フィンランド語で「夢」。
ひとりひとりの夢のシーンを切り取ったようなテキスタイルたちを統合させてみたいと感じ、
しずくの惑星を。
一滴から生まれくる夢の生命たち。
カラフルでいてスローな瞬間も含まれた「動き」を意識した線で、ウネルマの世界を構築しようと目指したものです。


聴いていて、たくさんの色と想いが見える楽曲たち。
たくさんの方々に聴いてみてほしい一作です。

2015/09/01

【ポストカードデザイン】成山 剛(sleepy.ab) 企画LIVE「宵」 オリジナルポストカード


sleepy.ab 成山剛さん企画「宵」。
ポストカードデザインを担当させていただきました。
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sleepy.ab 成山剛さん企画LIVE

「宵」

sleepy.ab
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成山 剛(sleepy.ab)さんによる、お酒とおんがくのイベント「宵」。
ポストカードビジュアルを担当させていただいております。


7月26日 @ studio dango の宵にて、絵の投影を担当させていただいたご縁から、
LIVE「宵」のポストカードイラストを制作させていただくこととなりました。
(開催日当日、ライブ会場にて配布されています。)

(size:100mm × 148mm / ホワイトミラー上質220kg)

ビジュアルテーマ:
(画像 上から)
「ひかりの街」
「泳ぐiro」
「咲く綿」
「時の石」

開催場所の空気/質感からイメージするものたちを、描きました。

「ひかりの街」(@ studio dango)では、ひかりを纏う人々の様子と暮らしを。
「泳ぐiro」(@ youcha)では、色が息をする瞬間のおはなしを。
「咲く綿」(@ 日光珈琲)では、やわらかい冷たい木が誰かを待つ光景を。
「時の石」(@ ギャラリー犬養)では、時の経過で育ちゆく石を。

成山さんの歌は、風がスゥと通り抜けるリズムみたいにやさしく、景色を伝えてくれます。
素直に浴びたそれらの光たちを、素直に反映したポストカードへと仕上がりました。

会場で見かけた際は、
ぜひお手に取ってみてくださいね。

2015/03/12

【ポスターデザイン】モノポックル×プリメケロン 2マンLIVE「少年少女の音風遊び」


モノポックル×プリメケロン 2マンLIVE「少年少女の音風遊び」。
ポスターデザインを担当させていただきました。
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モノポックル×プリメケロン 2マンLIVE
「少年少女の音風遊び」

6.20(sat)
@ sound crue
adv/¥1000+1d  /  START 18:30 OPEN 19:00

[ live ]
モノポックル
プリメケロン

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札幌を拠点に活動するバンド、
モノポックルとプリメケロンによる2マンLIVE「少年少女の音風遊び」。
ポスターをデザインさせていただきました。

モノポックルさんとは、1stフルアルバム「新世界の夜明け」(>Blog記事) アートワーク制作につづいてのご縁。
プリメケロンさんは、強い個性に近頃心奪われていたバンドさん。
ご一緒できる機会を、とてもうれしく思うばかりです。


ビジュアルテーマは、「風に舞う音のこども」。
(A3ポスター 素材:デジタル/オイルパステル)

プリメケロンさんがもつしなやかな色彩と、モノポックルさんがもつ”生命体”のような強さ。
ピースフルでいて、端まで確立された世界。
「音のこどもたち」が行ったり来たり、宙を舞う空間をイメージしたものです。


両バンドさんとも、
表情豊かなサウンドスケープがすてき。
聴いていてウキウキしたり、手の込んだ味付けにハッとしたり、「音楽ってほんとうに楽しいもの」と改めて教えてくれる方々だと感じています。

きっとおもしろい夜になるのだろうなあ。
お近くの皆様、ぜひ遊びにいってみてください。

2015/02/24

【アートワーク制作】Takuya Miyoshi album「Life file」


Takuya Miyoshi  album「Life file」、
アートワークを担当させていただきました。
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Takuya Miyoshi
「Life file」

2015.03.04 (wed) Release

01   All one's life
02   Kico
03   Dear
04   Desire that loves you
05   Gentle time
06   Think seen from your place
07   Wish that doesn't reach
08   Pulira
09   Life file
10   Memory that should be los


(Digital)
<Download>
kitorina records  http://kitorina.com/  ※3/4更新
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2015
年3月4日にリリースとなります、
Takuya Miyoshi album「Life file」。
アートワークを担当させていただきました。

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[ Takuya Miyoshi ]
札幌在住。
エレクトロニカを基調としたトラックに美しいピアノ旋律が奏でるノスタルジックかつ幻想的なサウンドスケープを展開。
その心地の良い音像から、一方ではヒーリングミュージックとしての評価も高く幅広い世代を魅了している。
2010年にはファッションブランド「FRED PERRY」主催の楽曲公募にて、
髙橋幸宏氏セレクトの20曲のうちに選ばれる。

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ビジュアルテーマは、「想像の島々」。

日常の中で意識する”居場所”や”回帰する場所”をイメージしたグラフィック。
展望や絶望や愛や、一生においてのあらゆる要素によって構成される「島」を、
きっと誰しもが持っているのだと思う。
そのヴィジョンを、質感豊かな今作楽曲郡より感じ、実体化したものとなっています。

霧のなかに浮かぶ島々。地上か天空か。
生物と水の気配。

光にまつわる部分は、
貝殻の真珠層をコラージュ使用し、繊細な光沢を表現しました。


Takuya Miyoshiさんの楽曲は、
実際にお会いする随分前から、個人的に好んで聴かせていただいていました。
細やかで緻密な、美しい気体が移り変わっていくような世界に刺激を受け、
今回アートワークで描かせていただいた光景は当時からイメージしており、
こうして実際にカタチへ起こすご縁を頂き、しあわせに思うばかりです。

一曲一曲が扉や階段をもっているように、シーンのなかへ導いてくれる。
そこには風や匂いが存在していて、どこかで遭遇(通過)したもののような、はじめて顔を合わせたもののような、不思議でどこか心地良い感覚。
「10の世界」と感じるアルバムです。


この機会に是非、
Takuya Miyoshiさんの世界に、ふれてみて下さい。

2015/02/18

【フライヤーデザイン】musica hall cafe 主催「東日本大震災被災地支援チャリティーライブ 2015」


musica hall cafe 主催「東日本大震災被災地支援チャリティーライブ 2015」、
フライヤーデザインを担当させていただきました。
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musica hall cafe 主催
「東日本大震災被災地支援チャリティーライブ 2015」


3月28日(土) , 3月29日(日)
1日券1,500yen (+1ドリンク500yen)
2日通し券2,000yen (+2ドリンク500yen)

会場:EDiT

(札幌市中央区南2条西6丁目13-1 南2西6ビル B1F / TEL 011-223-4896)


28日(土)
open 13:30/start 14:00
<出演>
岩見十夢
chima
サジカゲン
ヨシカワタイキ
モノノケユースケ(ムックリタッチ&ミー)
Nothing
大脇一起(モノポックル)
木箱
齊藤洸(SNARE COVER)
KAMOS
青空教室


29日(日)
open 13:30/start 14:00
<出演>
なかにしりく × beatsunset
井雲真理 with 町田拓哉
SE-NO
金森浩太
富樫洋介
phonitonica
Cocostretch
smarttail
Watanabesta SOCIAL Club
品川洋(OLD)
スモゥルフィッシュ

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musica hall cafeが主催する、
「東日本大震災被災地支援チャリティーライブ 2015」。
今年も、フライヤーデザインを担当させていただきました。


(size:280mm × 150mm / マットコート110kg)


ビジュアルテーマ:「再会の鳥」

毎年、会場が「再会」のようなあたたかい空気で満ち溢れる。
”ひと”との再会、”おんがく”との再会、”きもち”との再会。
大切な何かとまた会えた時のようなホッとする空気のなかで、時間が流れていく。
その象徴として、再会の鳥を描きました。

それはとてもナチュラルなあたたかさで、
人の指先によって生み出されるような熱。
ゆっくり丁寧に、針と糸をつかって、布を縫い合わせていくしぐさに似ている。
そういった点から、再会の鳥の翼にはいくつかのキルトを。

春のキルト、星空のキルト、夜明けのキルト、夕焼けのキルト、青空のキルト、草原のキルト。
人々の数だけ存在する、幾重のシーンの再会を。


今回で、フライヤーデザインを担当するようになって、3年目を迎えました。
こうしてまた描く場所を与えていただけたこと、感謝しています。

ほんとうに素敵な、2日間のラインナップ。
お近くの皆様、ぜひ足を運んでみてください。

2015/01/29

【アーティストグッズ】cenlo (トートバッグ/ブックカバー/缶バッジ)


広島を拠点に活動されているバンド、
cenlo。
アーティストグッズをデザイン担当させていただきました。
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cenlo

website / blog
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メインビジュアルのテーマは、
「幾何学の森の羊」。

メンバーさんからご要望のあった「羊モチーフ」を、
サウンドから感じ取った質感のもと、表現させていただきました。

羊がもつ「やわらかさ」と、cenloの楽曲がもつ「繊細な幾何学」を融合。
夜。モノクロの森。羊と木々の秘密の場所をイメージしました。
規則性(= 幾何学)のなかで、羊にみえるような木々にみえるような、そんな遊びと自由が紛れ込んだ世界。
ゆるやかで少しポップな羊たちも、織り交ぜました。

線に表情をもたせたく、
オイルペンシル、アクリルガッシュ、デジタル。
それぞれのツールを使用しての仕上げとなっています。


●缶バッジ
大(76mm)・小(38mm)の2個セット。
デザインも、メインビジュアルを使用してのセット内容となっています。

●トートバッグ
縦40cm × 横48cm × マチ15cm。大きめで使いやすい、ナチュラル生地。
シンプルタッチに生まれ変わったデザインです。

●ブックカバー
布製のブックカバー。文庫本サイズ対応。
全面展開、総柄デザインとなっています。


2015/02/01 (sun)
affable noise 主催 円繋」  @広島4.14
>詳細 http://blog.goo.ne.jp/cenlo/e/546343f6881ab8783f4b58a256b48f6f
上記イベント会場にて、販売開始となります。
お近くの皆さま、ぜひ足を運んでみてくださいね。素敵なアーティストさんばかり。



住まいは離れていますが、
こうしてご一緒できるご縁を、とてもうれしく思うばかりです。
布物のデザインは、日々のお仕事のなかでも、温度をより届けられる大切な機会。
cenloさんの世界と相まって、届いていきますように。

2015/01/15

春風の住人


2015年1月13日、
切り絵みたいにハッキリとした月が浮かんだ日。
我が家のねこが、天使になりました。


むかし、
どこかのだれかに捨てられてしまったこの子は、てくてく、この町へやって来て。
夏の夜、道でふと目が合った瞬間から、わたしたちの「待ち合わせごっこ」がはじまった。

自動販売機へお茶を買いに行く時、
締め切りを終えて深夜の散歩へ出る時、
決まってふらりと現れて、当然のようにいっしょに道を歩き、いっしょに家まで戻る。
コンビニへ行けば、ガラス扉の向こうからこちらを見つめて、礼儀正しく(猫は店内へ入れないというルールを理解したように)待っていたこともあった。

当時、すでに一匹のねこと暮らしていて、
はじめての多頭飼いに不安だったのもあり、迎え入れることを悩んでいたとき。
すこしだけ開けていた窓から、ジャジャーン!と、自ら突入してきた。
そのへんてこでパワフルな姿に、すっかりやられてしまって、晴れて家族となった。


余命宣告を受けてからの日々は、
一秒一秒をたいせつに過ごした。
いままで見落としてしまっていたこと、すべてが愛おしく、別れが迫ってくる世界が憎らしく、
とても心が忙しかった。

はやく家に帰るようになった。
「おはよう」と「おやすみ」と、「今日もありがとう」を毎日伝えるようになった。
触れたいものに、触れるようになった。
決まったリズムで、家族が集まるようになった。
父と、たくさん話をして、お酒を飲むようになった。
じぶんの中で停止していたある一体が、もう一度、息をはじめた。


いつだって見守るように生きていてくれた。
ここからは、与えてもらった全部を抱いて、わたしが頑張る番です。
だから、何があっても負けることはありません。


ほんとうにありがとう。
また会おうね。


2015.01.15


https://www.youtube.com/watch?v=WkPg0QkgFSw
BGM: water water camel 「海沿いの家」