2010/12/27

肌色2010



2010年は、「肌色」が好きになった一年だった。

元々”派手な”というか、ハッキリとした色はあまり身に付けないタイプだけれど、この一年は気が付けば「肌色」を頭にぷかぷか浮かばせながら過ごした気がする。
というのは、それぞれの人の作品・言動に滲み出る肌色について。


今年は、とにかく沢山の出会いがありました。
春から始めたイラスト・グラフィック制作を通して、様々な経験をさせて頂きました。

まず、丸谷マナブさん「demo002」でのアートワークを手掛けたこと。
高校生の頃からずっと聴き続けてきた大好きな方と、まさかこんなふうに一緒に制作が出来るだなんて、当時の私は考えもしなかったなあ。
ボサーッとして食堂でカツゲン飲んでた当時の私に教えてあげたいなあ。
照れくさくて本人にはなかなか思いを伝えられないので、ひっそりと書いてみる。(こんな公の場に書いた時点でアウトでしょうか)
大好きなもの、最も近くにあるものだからこそ、ゼロの地点へ戻って客観的な視線を持ちながら作るという大切さを学んだ。
魅力を分かっているからこそ、まだ知らない人達の目線にもそれが見えるように、様々な視点を持っていなければいけないと思う。

そして、totokokolabelへの参加
音楽、写真、アートワークと色々な分野の方々と出会うことが出来た。
お互いの作品を渡し合ったり、コンピレーションアルバムを一つになって制作したり、とても眩しい空気に触れられた。
先日リリースされた「totokoko christmas compilation」は、現時点で合計6700ダウンロード以上となっているようです。
クリスマスは過ぎてしまったけれど、冬の空気に似合う素敵なアルバムになっています。
まだまだ絶賛フリーダウンロード中。ぜひ。
http://totokokolabel.com/releases_014


新しく始めた”絵を描く”ということ。
その活動の中で、沢山の色と向かい合って来ました。
深い青や優しい黄や、きれいな色は数え切れないけれど、
いちばん美しいと感じたのは、「肌色」でした。
個々の作風や制作意図の奥にある、それぞれの肌色を見てきた気がします。

2011年も、いろいろな人の肌色を見て・学んで・知っていこうと思います。

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